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犬の肥満
犬の肥満
概要
人間の肥満
肥満の徴候
診断
治療
食餌による治療
予防
体重
犬種別体重
犬種別体重成長曲線 図
犬種別体重・体高(詳細)
肥満になりにくい犬種 ジャーマンシェパード、ボクサー、ホイベット、グレイハウンドなど
原因
高齢:
高齢 活動と代謝率低下によりカロリー必要量は30〜40%減少 体脂肪率増加
品種:
肥満になりやすい犬種 ビーグル、ゴールデン、ラブラドール、シェルティ、コッカースパニエルなど
食餌の与えすぎ:
間食
食欲亢進:
食欲異常増加 病気診断
心因性多食
何でも食べる
内分泌:
頭蓋咽頭腫 フレーリッヒ症候群(脂肪性器由来栄養症)が起こる
視床下部障害 下垂体機能ホルモン不全 肥満 尿崩症
粘液水腫 甲状腺性 食欲不振でも肥満
避妊・去勢手術と肥満
薬品:
ジースインプラント 犬の発情抑制剤 移植中に体重増加、軽度の乳腺発達 まれに脱毛、子宮疾患を起こすことがある
酢酸メゲストロール プロゲストロン 渇きや食欲の増進
肥満と病気
肥満・年齢・各疾病が出やすい年齢 画像
麻酔・外科手術のリスクが高くなる:脂肪の多い肥満動物では、麻酔覚醒に要する時間が長くなる傾向がある
心臓・循環器障害:循環器障害は1.28倍(太り過ぎの場合は3.33倍)
鬱血性心不全 疲れる、咳、運動中倒れる、腹水、浮腫 低アルブミン血症、尿毒症、吸収不良、低酸素症
肺血栓塞栓性疾患 肥満、高血圧、ヘマトクリット上昇、凝固亢進が原因
心筋梗塞 血栓形成起因 元気消沈・食欲不振・呼吸困難・虚脱・嘔吐・肥満・突然死 跛行・頻拍・心雑音・軽症の熱
呼吸器:
パンティング 浅く速い呼吸で、しばしば舌を突出しながら開口呼吸
熱射病 肥満、喉頭麻痺、および短頭種の様な素因などを持つ犬で見られることがもっとも一般
肺線維症 長期にわたり悪化する呼吸促進・運動不耐性 咳は稀 小型テリア種 特にウェストハイランドホワイトテリア
関節運動器障害:関節運動器障害は1.2倍(太り過ぎでは1.71倍)
前十字靱帯断裂 肥満による負担の増加 高齢の肥満犬で起こる
股関節形成不全 遺伝が約70% 30%が環境要因と考えられている
椎間板ヘルニア 腰抜け 運動障害:歩行を好まず 後肢麻痺 排便・排尿不能 腰の局所疼痛
レッグ ペルテス病 大腿骨骨頭部骨端軟骨症
脊髄損傷 圧痛 疼痛 運動麻痺 運動失調 排便・排尿障害
皮膚疾患:皮膚疾患は1.36倍 皮膚病や外耳炎が40%増加
栄養過多性皮膚病 高タンパクや高脂肪の食餌 肥満 皮膚湿疹
外耳炎 痒み、耳を振る、後足で耳を掻く 耳の悪臭 外耳道からの粘液や膿汁の排出 目やに
黒色表皮肥厚症 二次性黒色表皮肥厚症は肥満による摩擦、性腺ホルモン関連性皮膚病などが原因と考えられる。
外陰皺襞皮膚炎 若年齢時に卵巣を除去したため乳児期外陰を持つ肥満の老齢犬に多い
身体皺襞皮膚炎 チャイニーズシャーペイやイングリッシュブルドッグなどの肥満した犬
肛門嚢炎 小型愛玩犬 肥満 運動不足 肛門嚢分泌物過多 導管閉鎖(老齢) 努責姿勢 下痢 疼痛
消化器:
肝リピドーシス 脂肪肝、嘔吐、下痢 便秘 稀:黄疸、体重減少、流涎、意識障害、発作 腹部触診で腫大肝臓触知可能
膵臓炎 特徴的な症状はない 多くの併発症を起こす 腹痛、激しい嘔吐、ショック 食欲不振 下痢 腹部膨満 不整脈 中年 肥満
急性膵臓炎 肥満 室内飼育雌犬 高脂肪食 腹痛、嘔吐 中〜老年 下痢、ショック 発熱 黄疸、呼吸困難
インスリン分泌性膵島細胞腫瘍(インスリン過剰症) インシュリノーマ てんかん発作、一部の犬で肥満
眼:
特発性後天性網膜変性 急性視力低下 多尿 多渇 多食 肥満 肝臓腫大 平均8.5歳 雌:70%
内分泌:
甲状腺機能低下症 肥満(60%) 体型の変化として不自然な太り方をする 体重は変化がないかあるいは増加
頭蓋咽頭腫 フレーリッヒ症候群(脂肪性器由来栄養症)が起こる
視床下部障害 下垂体機能ホルモン不全 肥満 尿崩症
糖尿病 急激な削痩 多尿多飲 多食 嘔吐 白内障 腎不全 失禁
去勢手術 骨量が減る 活動・運動量低下
不妊手術 活動・運動量低下
繁殖障害:繁殖障害は1.38倍
子宮蓄膿症 発情から1〜2カ月 多飲多尿 嘔吐 脱水 脱毛 腹部膨満 陰門腫大 陰部を舐める 臭気 発熱 尿毒症
無発情 卵巣機能不全症 発育不全 甲状腺機能低下症
難産 陣痛が4時間も続いているのに1子も産まれず 陰門から緑色排出物排出後分娩無し
原発性子宮無力症 スコッチテリア、ダックスフンド、チワワなどの近親交配犬、肥満で運動不足の高齢犬
続発性子宮無力症 ある種の小型種、神経質、肥満、高齢、運動不足の雌、全品種にみられる少ない産子数をもつ犬
腫瘍:腫瘍の発生率が1.5倍になる
脂肪腫・脂肪肉腫 良性腫瘍 体表面や四肢 肥満で老齢なレトリバー種やダックスフンド
頭蓋咽頭腫 フレーリッヒ症候群(脂肪性器由来栄養症)が起こる
視床下部障害 下垂体機能ホルモン不全 肥満 尿崩症
ヘルニア:
鼠径ヘルニア 消化器、膀胱、子宮などが皮下織に突出 コッパースパニエル ダックスフンド
泌尿器疾患:膀胱炎などの泌尿器疾患が増える
膀胱炎 濁った濃い色の尿 少量頻回排尿 血尿 悪臭尿 排尿時の痛み 飲水量増加
手術:
去勢手術 去勢による骨量減少 食餌摂取増加 絶食時代謝率低下
不妊手術 去勢された雌犬では肥満により尿失禁の危険性が増加 食餌摂取増加 絶食時代謝率低下
避妊・去勢手術と肥満
ビタミン:
ビタミンE欠乏症 肥満は蓄積された体脂肪分が酸化的攻撃を受けやすく抗酸化成分の要求量が高い
太った犬の主人は肥満気味
脂肪吸収を促進するホルモン特定 消化管ホルモンの一種「GIP」