幼犬の病気


子犬の死亡の65%は生後1週間以内に起こり、その半数は死産
    新生子死(衰弱症候群) 非特異的徴候 衰弱、低体温、低血糖、脱水
    生後40日以内に子犬に死をもたらす疾病 日齢別
    新生仔(犬)のケアー
    子犬の症状による病気の見分け方
    健康管理の為に、最低限してあげる事
    発育遅延 病気診断
    小児科集中治療
    ニューオーナーシンドローム 元気消沈 嘔吐 下痢 強直性痙攣発作

    子犬(1歳まで)の健康管理
    子犬(1歳まで)の健康管理スケジュール 図表
    子イヌが生後1歳までに経験すると思われるストレス

生後40日以内に子犬に死をもたらす疾病 日齢別
    日齢別:
    低酸素症 出生直後
    脱水 0〜20日 病気診断
    低体温 0〜20日 病気診断
    下痢 0〜20日 幼犬の病気診断
    出血性症候群:1〜4日
    臍帯感染 1〜4日
    敗血症 1〜40日
    毒素乳症候群 生後3〜14日 乳汁中毒 浮腫 緑色下痢 叫び声 直腸浮腫
    ウイルス血症 5〜21日

    低体温:
    低体温 0〜20日 病気診断
    新生子の体温 出生直後の正常子犬・猫の直腸体温は36℃ 約2週齢までは変温動物 4週齢までに成獣の体温に達する
    新生子の低体温症 直腸温25.5〜35℃ 呼吸低下、徐脈、胃腸麻痺、昏睡
誕生から2週齢の子犬と子猫
    低体温症 直腸温25.5〜35℃,呼吸低下 徐脈,胃腸麻痺,昏睡
    新生子の低血糖症 生後6週齢に起こる 空腹性の低血糖症は2日目にして起こる 特に小型犬種 振戦 急発作 昏睡

    細菌:
    臍帯からの菌感染 新生子 生後4日以内に起こる 糞便由来菌種 連鎖球菌:streptococcus
    敗血症 新生子:Escherichia coli β-溶血性連鎖球菌
    新生子死(衰弱症候群) 非特異的徴候 衰弱、低体温、低血糖、脱水

    ウイルス:
    ヘルペスウイルス感染症 死亡は生後9〜14日間に最も多い 抑うつ,食欲不振,泣き声の持続,腹部不快感,浮腫,早くて浅い呼吸,低体温,極度の衰弱
    犬パルボウイルス感染症 嘔吐 下痢 血便 脱水症、敗血症、栄養失調

    薬物・中毒:
    毒素乳症候群 新生子 浮腫 緑色下痢 叫び声 直腸浮腫
生後2〜6週齢の疾病
    緑内障 水晶体脱臼に二次性に起こる緑内障はたいてい2―6歳齢の比較的若い犬

    外傷性傷害
    新生子の低血糖症 生後6週齢に起こる 空腹性の低血糖症は2日目にして起こる 特に小型犬種 振戦 急発作 昏睡
    脂肪肝症候群 4〜16週齢子犬 愛玩犬多い 発育不良 抑欝 食欲不振 下痢 低体温 急発作 浅速呼吸 衰弱

    内部寄生虫:
    犬回虫 下痢、嘔吐、咳 発育不良 口臭 虚弱 胃腸障害 胎盤感染 腹部膨満
    鉤虫 タール状又は血様の下痢 粘膜蒼白 虚弱 脱水 子犬の大量感染:肺炎、肺の硬化 致死的貧血
    コクシジウム症 原虫 激しい下痢 粘液・血液便 急激な脱水や貧血
    ジアルジア ランブル繊毛虫、食物の吸収を妨げ腸粘膜に傷を付ける 少し薄い黄色下痢便や血便

    外部寄生虫
    ノミ(蚤)感染症 極度の衰弱 皮膚炎 紅斑 脱毛 落屑 皮膚肥厚 色素沈着 湿疹

    下痢による脱水:
    過食
    乳糖不耐性 未消化の乳糖で増殖する乳糖発酵細菌の増殖を促す 下痢、腹部膨満および不快感
    固形分過剰
    飽和脂肪酸過剰
    寄生虫
    感染
    中毒
    離乳食の不適切な取り扱い
生後6〜12週齢の疾病
    子犬の異嗜
    感電 胃潰瘍 嘔吐 吐血 コードを咬んだ場合:唇・舌・口粘膜に火傷
    ビ−グル犬痛み症候群 若齢 4〜11週齢が多い 発熱 食欲不振 頸痛 背中を丸める たぶん遺伝

    皮膚病:
    幼犬性膿皮症 若年性膿皮症 膿痂疹 顔面・四肢・陰部周囲・腹部の後足の付け根・全身 膿胞 2〜5カ月の子犬 掻痒ない

    ウイルス:
    ジステンパー 呼吸器・消化器・脳神経症状 結膜炎 鼻炎 発熱 食欲不振 脱水 肺炎 咳 下痢 癲癇様発作
    犬パルボウイルス感染症 嘔吐 下痢 血便 脱水症、敗血症、栄養失調

発育遅延
    循環器:
    動脈管開存症 PDA 胎生期の動脈管が出生後も開存 最も発生頻度高い 夜間発作性呼吸困難 股動脈触診:跳躍脈
    肺動脈弁狭窄症 PS 軽症:生涯無症状 中程度:運動時呼吸困難・肝腫大・腹水・四肢浮腫の右心不全 重症:運動時失神・急死
    心室中隔欠損症 咳、呼吸不全、肺水腫 右心不全から始まる
    ファロー四徴症 TOF 低酸素症 発育遅延 チアノーゼ 多血症 聴診:第1音は正常 第2音は亢進 心雑音は肺動脈弁口部における駆出性雑音
    心嚢横隔膜ヘルニア 腹腔臓器が心膜腔内に陥入 先天性非外傷性  症状は多彩 運動不耐性 頻呼吸 呼吸困難 扁平な腹囲

    消化器:
    食道の痙攣 慢性食餌吐出 初発は離乳時 呼吸器症状 頻回の吐出のものは痩せて、発育不良
    幽門の狭窄と痙攣 先天性肥厚性幽門狭窄 子犬はほてい腹で、体温に異常なく食欲もある 成長遅延 離乳期 噴射性嘔吐 吐物は最後に食べた物で、胆汁は含まれてない
    脂肪肝症候群 4〜16週齢子犬 愛玩犬多い 発育不良 抑欝 食欲不振 下痢 低体温 急発作 浅速呼吸 衰弱
    毒素乳症候群 新生子 浮腫 緑色下痢 叫び声 直腸浮腫

    肝性脳症:
    門脈シャント 発育不良、食後2時間で涎、歩き回る 癲癇様発作、食欲不振、嘔吐、下痢 尿路結石 多飲多尿 腹部膨満 口臭 発熱 流延 頻尿 血尿
    肝内性動静脈瘻 肝動脈と門脈肝の血管結合 門脈圧亢進 腹水 門脈シャント 嘔吐 下痢 多飲多尿 肝性脳症

    泌尿器:
    先天性腎機能障害 腎の異形成 6カ月齢〜5歳 2歳以内多い 嗜眠 発育不良 多尿 多飲多渇 嘔吐
    先天性腎機能障害 腎性続発性上皮小体亢進症が起こり、上顎と下顎の骨格異常 線維性骨異栄養症 顔の変形

    骨格:
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症
    ラブラドールレトリバーの遺伝性ミオパシー 骨格筋量減少 硬直性跳躍歩様 別名:筋ジストロフィー

    内分泌:
    下垂体機能低下症 馴らすのが困難として現れる精神遅滞 生後最初の2―3カ月で気づかれる遅い成長 均衡のとれた矮小症

    ビタミン:
    ビタミンA欠乏症 発育遅延 皮膚角化亢進 幼犬:頭蓋肥厚 神経症状 水頭症 夜盲症 網膜症 角膜潰瘍
    ビタミンE欠乏症 筋肉の委縮 不妊 脂肪織炎 発育不全 貧血 肝障害 中心性網膜萎縮症
    ビタミンD過剰症 多飲多尿 下痢便 脱水 慢性:発育不良 肺の石灰化が重度:肺炎症状 腎臓:急性腎不全

    内部寄生虫:
    エンセファリトゾーン症(ノセマ症・脳性胞子虫症) 新生子:分娩後数週間以内に発症 発育不良 腎障害進行 神経異常

    品種:
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症
    ラブラドールレトリバーの遺伝性ミオパシー 骨格筋量減少 硬直性跳躍歩様 別名:筋ジストロフィー

    精神鈍麻:
    水頭症 歩行困難、旋回運動、麻痺、精神状態の変化 全身性癲癇様発作 視力障害 小型犬
    先天性甲状腺機能低下症 短縮した四肢や幅広い頭蓋 成長阻害、筋の脱力、歩行異常、精神鈍麻、歯芽萠出遅延、便秘
    下垂体機能低下症 馴らすのが困難として現れる精神遅滞 生後最初の2―3カ月で気づかれる遅い成長 均衡のとれた矮小症
    門脈シャント 発育不良、食後2時間で涎、歩き回る 癲癇様発作、食欲不振、嘔吐、下痢 尿路結石 多飲多尿 腹部膨満 口臭 発熱 流延 頻尿 血尿

    毛並みの異常:
    先天性甲状腺機能低下症 短縮した四肢や幅広い頭蓋 成長阻害、筋の脱力、歩行異常、精神鈍麻、歯芽萠出遅延、便秘
    下垂体機能低下症 成長ホルモン(GH)欠乏症

    多尿・多飲・多渇:
    若年性真性糖尿病 インスリン依存性真性糖尿病 1歳未満 多飲多渇 多食 夜尿症 重度体重減少 膵臓外分泌機能不全
    副腎皮質機能低下症 アジソン病 抑鬱 嘔吐 便秘と下痢 低血圧 脱水 腹痛 急性型:発熱 昏睡
    上皮小体機能亢進症 上皮小体過形成はジャーマンシェパードの仔犬に多く見られる
感染症
    ウイルス:
    ジステンパー 呼吸器・消化器・脳神経症状 結膜炎 鼻炎 発熱 食欲不振 脱水 肺炎 咳 下痢 子犬:胸線萎縮と巣状性間質性肺炎 新生子の時に感染した発育中の犬はエナメル質低形成
    伝染性肝炎 子犬に多い 発熱 沈鬱 無気力 食欲不振 肝臓ある腹部を触診痛 嘔吐 下痢 扁桃腺腫れ 角膜白濁
    アデノウイルス感染症 発熱、食欲不振、嘔吐、下痢、呼吸器感染症、血便、黄疸
    犬パルボウイルス感染症 嘔吐 下痢 血便 脱水症、敗血症 重篤な症状は6〜16週齢の子犬
    パラインフルエンザ ケンネルコーフ 伝染性気管気管支炎
    ヘルペスウイルス感染症 希 体力が弱い時に発症 新生子犬 発熱 元気食欲ない 黄緑色便 下痢 子犬死亡:9〜14日齢
    コロナウイルス感染症 下痢 嘔吐
    犬ウイルス性皮膚乳頭腫 パピローマウイルス 幼犬 カリフラワー多発型 頭部、眼瞼、肢端、口腔
    ロタウイルス感染症 幼犬の急性下痢 血様便 急死 末期には脱水による循環障害 心拍数は増加 体温低下

    細菌:
    サルモネラ感染症 重度の胃腸炎 内毒素血症 白血球減少 敗血症 肺炎 腎盂腎炎 壊死性肝炎 流産 死産
    カンピロバクター感染症 3ケ月以下の若令 軟便から水様便さらに血便まで 元気食欲は低下 飲水量低下から脱水
    ブルセラ症 胚子死亡 不妊 死産 胎子菌血症 妊娠後期多い 新生子期に死亡 子犬:分娩時死亡か数時間後死亡
    敗血症 新生子:Escherichia coli β-溶血性連鎖球菌
    臍帯からの菌感染 新生子 生後4日以内に起こる 糞便由来菌種 連鎖球菌:streptococcus
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症
先天性心疾患
    先天性心疾患の好発品種
    子犬の心音 音声 正常 心拍数多い 心臓が小さい 高調 T・U音鑑別難しい 心尖部録音
    T音亢進 音声 一般には頻脈時 子犬・興奮・発熱・貧血・アトロピン投与時

    動脈管開存症 PDA 胎生期の動脈管が出生後も開存 最も発生頻度高い 多くは生後6〜8週以内に死亡
    心房中隔欠損症
    心室中隔欠損症 咳、呼吸不全、肺水腫 右心不全から始まる
    肺動脈弁狭窄症 PS 軽症:生涯無症状 中程度:運動時呼吸困難・肝腫大・腹水・四肢浮腫の右心不全 重症:運動時失神・急死
    大動脈弁狭窄症
    ファロー四徴症 TOF 低酸素症 発育遅延 チアノーゼ 多血症 聴診:第1音は正常 第2音は亢進 心雑音は肺動脈弁口部における駆出性雑音
    新生子黄疸症 初乳により発症 重症時数時間後に死亡 血色素血尿・血色素尿 黄疸は3日目以降
    右大動脈弓遺残(血管輪の異常) 食道狭窄し食道閉塞 食後嘔吐 嚥下困難 肺炎 呼吸困難 発咳
    離乳期の仔犬の嘔吐 大動脈弓遺残症 食道拡張症
    ムコ多糖体沈着症 矮小発育、多発性骨形成不全、股関節亜脱臼、顔面変形 肝臓肥大、角膜混濁、大きな舌、心臓弁膜肥厚
呼吸器
    新生子の低体温症 直腸温25.5〜35℃ 呼吸低下、徐脈、胃腸麻痺、昏睡
    慢性気管支炎 慢性感染性気管支は1歳以下に多い 咳、呼吸時異常音、重症時呼吸困難 細菌感染がおこっていると膿性の鼻水
    ニューモシスティス症 Pneumocystis 呼吸困難、頻脈、気管の乾性雑音、衰弱 ダックスフンド6カ月齢以下
    漏斗胸 呼吸困難 運動不耐性 体重減少 過呼吸 再発性肺感染 4週齢〜3カ月齢で認められることが最も多い
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症 歯肉炎 肺炎

    消化器:
    脂肪肝症候群 4〜16週齢子犬 愛玩犬多い 発育不良 抑欝 食欲不振 下痢 低体温 急発作 浅速呼吸 衰弱
    食道の痙攣 慢性食餌吐出 初発は離乳時 呼吸器症状 頻回の吐出のものは痩せて、発育不良
    喉頭麻痺 若齢ダルメシアン(4.6±2.7カ月)の喉頭麻痺・多発性ニューロパシー症候群 巨大食道

    循環器:
    右大動脈弓遺残(血管輪の異常) 食道狭窄し食道閉塞 食後嘔吐 嚥下困難 肺炎 呼吸困難 発咳
    動脈管開存症 PDA 胎生期の動脈管が出生後も開存 最も発生頻度高い 夜間発作性呼吸困難 股動脈触診:跳躍脈
    心室中隔欠損症 咳、呼吸不全、肺水腫 右心不全から始まる
    肺動脈弁狭窄症 PS 軽症:生涯無症状 中程度:運動時呼吸困難・肝腫大・腹水・四肢浮腫の右心不全 重症:運動時失神・急死
    心嚢横隔膜ヘルニア 腹腔臓器が心膜腔内に陥入 先天性非外傷性  症状は多彩 運動不耐性 頻呼吸 呼吸困難 扁平な腹囲

    皮膚:
    致死性肢端皮膚炎 ホワイト・ブルテリア特有 遺伝 致死的 2〜3カ月齢 趾間の足皮膚炎 下痢 気管枝肺炎 呼吸困難

    ウイルス:
    ジステンパー 呼吸器・消化器・脳神経症状 結膜炎 鼻炎 発熱 食欲不振 脱水 肺炎 咳 下痢 子犬:胸線萎縮と巣状性間質性肺炎 新生子の時に感染した発育中の犬はエナメル質低形成
    パラインフルエンザ ケンネルコーフ 伝染性気管気管支炎
    アデノウイルス感染症 発熱、食欲不振、嘔吐、下痢、呼吸器感染症、血便、黄疸

    腫瘍:
    腎芽細胞腫 60%は1歳未満 腹部拡張 不安 食欲不振 削痩 血尿(17%) 肺転移多い
口腔
    ジステンパー 呼吸器・消化器・脳神経症状 結膜炎 鼻炎 発熱 食欲不振 脱水 肺炎 咳 下痢 子犬:胸線萎縮と巣状性間質性肺炎 新生子の時に感染した発育中の犬はエナメル質低形成
    小舌症 新生子 授乳できなく成長しない 子犬衰弱症候群の一つ 死亡
    狭口唇 子犬の顎の成長が急速 口前庭減少 下唇が巻きあがり下顎の切歯や犬歯を覆う
    感電 胃潰瘍 嘔吐 吐血 コードを咬んだ場合:唇・舌・口粘膜に火傷
    輪状咽頭の痙攣
    犬ウイルス性皮膚乳頭腫 パピローマウイルス 幼犬 カリフラワー多発型 頭部、眼瞼、肢端、口腔
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症 歯肉炎
消化器
    子犬の異嗜

    食道:
    巨大食道症 離乳直後の子犬が固形物を食べては戻す 血管の先天的奇形 右大動脈弓違残
    食道の痙攣 慢性食餌吐出 初発は離乳時 呼吸器症状 頻回の吐出のものは痩せて、発育不良
    喉頭麻痺 若齢ダルメシアン(4.6±2.7カ月)の喉頭麻痺・多発性ニューロパシー症候群 巨大食道

    胃:
    新生子の低体温症 直腸温25.5〜35℃ 呼吸低下、徐脈、胃腸麻痺、昏睡
    幽門の狭窄と痙攣 先天性肥厚性幽門狭窄 子犬はほてい腹で、体温に異常なく食欲もある 成長遅延 離乳期 噴射性嘔吐 吐物は最後に食べた物で、胆汁は含まれてない
    感電 胃潰瘍 嘔吐 吐血 コードを咬んだ場合:唇・舌・口粘膜に火傷

    腸:
    腸重積 子犬多い 嘔吐 粘血便性のしぶり 腹痛 食欲不振 脱水 渇欲亢進 腹にソーセージ様の重積部感知 部位は右下腹部
    巨大結腸症 先天性は生後2〜3週令 水様・泥状便を少しずつ排泄 慢性便秘 腹部膨大 倦怠感 嘔吐 痩せる
    直腸脱 直腸腫大 汚染 出血 寒冷時期 排便時に異常に力を入れる状態は、下痢、便秘、消化管寄生虫、前立腺肥大、難産

    肝:
    脂肪肝症候群 4〜16週齢子犬 愛玩犬多い 発育不良 抑欝 食欲不振 下痢 低体温 急発作 浅速呼吸 衰弱
    ムコ多糖体沈着症 矮小発育、多発性骨形成不全、股関節亜脱臼、顔面変形 肝臓肥大、角膜混濁、大きな舌、心臓弁膜肥厚
    伝染性肝炎 子犬に多い 発熱 沈鬱 無気力 食欲不振 肝臓ある腹部を触診痛 嘔吐 下痢 扁桃腺腫れ 角膜白濁
    肺動脈弁狭窄症 PS 軽症:生涯無症状 中程度:運動時呼吸困難・肝腫大・腹水・四肢浮腫の右心不全 重症:運動時失神・急死
    サルモネラ感染症 重度の胃腸炎 内毒素血症 白血球減少 敗血症 肺炎 腎盂腎炎 壊死性肝炎 流産 死産
    ビタミンE欠乏症 筋肉の委縮 不妊 脂肪織炎 発育不全 貧血 肝障害 中心性網膜萎縮症

    肝性脳症:
    門脈シャント 発育不良、食後2時間で涎、歩き回る 癲癇様発作、食欲不振、嘔吐、下痢 尿路結石 多飲多尿 腹部膨満 口臭 発熱 流延 頻尿 血尿
    肝内性動静脈瘻 肝動脈と門脈肝の血管結合 門脈圧亢進 腹水 門脈シャント 嘔吐 下痢 多飲多尿 肝性脳症

    肛門周囲:
    鎖肛 出生後数週間までに排便不能 腹部膨満 嘔吐 呼吸困難頻回の努責 肛門周囲の膨脹
    ヘルニア
骨格・筋
    汎骨炎 大型の若齢犬 間欠性跛行・疼痛 生後1年以内に発症 雄に多い
    好酸球性汎骨症 大型の若齢犬 跛行 好酸球増多
    肥大性骨異栄養症 骨幹性骨症 若齢大型種 橈骨・尺骨・脛骨の疼痛を伴う骨幹端の腫大 周期的発熱
    骨嚢胞 平滑なX線透過性の腔 1歳未満 疼痛 腫張 関節付近の硬化 病的骨折
    異所性化骨中心 種子骨に似る 肘の関節包の橈骨骨頭内側で見られる X線での偶然所見 問題はない
    橈-尺骨の骨端の疾患 若齢 尺骨遠位骨端部の成長停止
    四肢の短縮 医原性
    皮膚筋炎 若齢のコリーとシェルティー 顔面・口唇・耳介・尾の上の皮膚紅斑、脱毛、潰瘍、痂皮 二次性膿皮症 7〜11週令で皮膚病発症
    ムコ多糖体沈着症 矮小発育、多発性骨形成不全、股関節亜脱臼、顔面変形 肝臓肥大、角膜混濁、大きな舌、心臓弁膜肥厚

    頭蓋:
    水頭症 歩行困難、旋回運動、麻痺、精神状態の変化 全身性癲癇様発作 視力障害 小型犬
    頭蓋・下顎骨の骨障害 若犬 CMO 頭蓋下顎骨骨症 急性で疼痛性の開口、咀嚼困難 特に下顎骨の圧痛 一過性眼瞼麻痺
    先天性甲状腺機能低下症 短縮した四肢や幅広い頭蓋 成長阻害、筋の脱力、歩行異常、精神鈍麻、歯芽萠出遅延、便秘
    ビタミンA欠乏症 発育遅延 皮膚角化亢進 幼犬:頭蓋肥厚 神経症状 水頭症 夜盲症 網膜症 角膜潰瘍
    石灰化血腫 良性骨腫瘍 急激成長大型種子犬の頭蓋背部 切除困難

    軟骨:
    軟骨異栄養症でない犬種の未融合肘突起 4〜6月齢傾向 不完全化骨
    軟骨異栄養症の犬種の未融合肘突起 突起の完全骨折
    軟骨骨形成異常症 軟骨骨形成不全 主な肘・膝・手根・足根の関節腫大様 四肢骨格異常:長骨短い 上顎骨短縮 成長遅延

    離断性骨軟骨症:
    離断性骨軟骨症 大型犬成長時 肩関節の上腕骨頭の関節面の後端部 跛行 初期の運動制限で軽くなり 運動により悪化
    飛節の離断性骨軟骨症 1歳未満 大型犬種 跛行 飛節関節の伸展と肥厚 筋萎縮 疼痛 両側性に病変
    上腕骨内側顆の離断性骨軟骨炎

    関節:
    股関節形成不全 幼犬は突然発症 モンロー歩様 横座り 後肢の跛行
    レッグ ペルテス病 小型犬に多い 生後5〜6カ月齢 股関節疼痛
    ムコ多糖体沈着症 矮小発育、多発性骨形成不全、股関節亜脱臼、顔面変形 肝臓肥大、角膜混濁、大きな舌、心臓弁膜肥厚
    肘関節形成不全 断片化した内側鉤状突起 犬に多い肘の発育不全 中〜大型犬 4〜6月齢
    骨端(成長板)の障害 橈骨・尺骨の成長板障害 外傷からが多い
    関節部形態異常 関節へのストレス 肢の骨の角度異常 変性性関節・靱帯変性が起こる
    肩関節形成不全 股関節形成不全に似る ダックスフンド
    肥大性骨関節症 肥大性骨症 肺性骨関節症 マリー病 長骨の骨膜肥厚・四肢の軟部組織の腫脹
    軟骨骨形成異常症 軟骨骨形成不全 主な肘・膝・手根・足根の関節腫大様 四肢骨格異常:長骨短い 上顎骨短縮 成長遅延
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症 疾病の回復期においては手根関節の痛み

    泌尿器:
    先天性腎機能障害 腎性続発性上皮小体亢進症が起こり、上顎と下顎の骨格異常 線維性骨異栄養症 顔の変形

    神経:
    イングリッシュポインターとショート・ヘアー・ポインターの感覚神経症 子犬 足と指の自己断節・腫張発赤骨折

    栄養:
    ビタミンA過剰症 四肢骨の腫脹 疼痛 跛行 知覚過敏 成長低下 子
    くる病と骨軟化症 関節の腫脹・変形 疼痛 跛行 四肢の変形 肋骨と肋軟骨接合部はくる病念珠 骨折しやすく 起立不能
    バーロー病 ビタミンC欠乏 子犬 跛行 長骨の遠位端における腫脹・疼痛 橈骨著明運動不耐性 疼痛 熱

    内分泌:
    先端肥大症 末端巨大症・末端肥大症 弱齢
    下垂体機能低下症 GH欠乏症 骨端腺は4歳まで閉鎖せず、長骨骨端端の海綿状態の中には柱がほとんどない

    腫瘍:
    石灰化血腫 良性骨腫瘍 急激成長大型種子犬の頭蓋背部 切除困難
    腺下垂体腫瘍 骨端線の閉鎖しない幼若犬では、長骨の異常成長による巨大症

    新生子のデータ
    新生子眼炎 眼瞼腫脹 角膜炎・潰瘍
    色素の遺伝子 白毛の犬:一般的に聴覚障害 虹彩色は青、盲目、生殖不能
    白内障 先天性
    先天性眼振 通常水平眼振
    ホヒト・小柳・原田病様疾患 秋田犬の他にサモエドやチャウチャウ 流涙角膜白濁 結膜充血 視力低下 限局性脱色素斑(白斑)

    代謝障害:
    脂質貯蔵症 遺伝 未熟な黒内障
    ムコ多糖体沈着症 矮小発育、多発性骨形成不全、股関節亜脱臼、顔面変形 肝臓肥大、角膜混濁、大きな舌、心臓弁膜肥厚

    骨格:
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症 歯肉炎 結膜炎

    神経:
    サモエドの髄鞘形成不全 全身振戦 起立摂食不能 眼振 興奮時悪化
    ミエリン形成不全 振戦は生後10日で広く四肢、体幹、頭、及び眼に起こる

    感染症:
    犬伝染性肝炎 青白の曇り目 角膜炎 角膜浮腫・白濁 前ブドウ膜炎
    ぶどう球菌感染症 子犬

    皮膚筋炎 若齢のコリーとシェルティー 顔面・口唇・耳介・尾の上の皮膚紅斑、脱毛、潰瘍、痂皮 二次性膿皮症 7〜11週令で皮膚病発症
    色素の遺伝子 白毛の犬:一般的に聴覚障害 虹彩色は青、盲目、生殖不能

    外部寄生虫:
    疥癬(ヒゼンダニ、イヌカイセンダニ)症 激しい掻痒 足端、顔面、耳縁、腹、飛節、肘
    耳疥癬(ミミヒゼンダニ)症 激しい掻痒 赤褐色屑状耳垢 脱毛 炎症
    シラミ寄生症 痒み 軽度の全身性脂漏 落ち着きない、光を嫌うから、頸部、耳 胸などに多い
内分泌
    先天性甲状腺機能低下症 短縮した四肢や幅広い頭蓋 成長阻害、筋の脱力、歩行異常、精神鈍麻、歯芽萠出遅延、便秘
    グリコーゲン貯蔵病 離乳前後の小型犬 タール様の下痢 涎 嘔吐 歩行困難 痙攣発作 体温低下 昏睡 痙攣 衰弱 死亡
    バーロー病 生後2〜6カ月令の子犬に多発 小児の壊血病 跛行 長骨の遠位端における腫脹と疼痛
    くる病と骨軟化症 関節の腫脹・変形 疼痛 跛行 四肢の変形 肋骨と肋軟骨接合部はくる病念珠 骨折しやすく 起立不能
    無飲症 渇感低下 ミニチュアシュナウザーでは雌に素因 若齢(1歳以下) 意気消沈 性格変化 無気力 発作
    上皮小体機能亢進症 上皮小体過形成はジャーマンシェパードの仔犬に多く見られる。
    先天性腎機能障害 腎性続発性上皮小体亢進症が起こり、上顎と下顎の骨格異常 線維性骨異栄養症 顔の変形
    色素の遺伝子 白毛の犬:一般的に聴覚障害 虹彩色は青、盲目、生殖不能

    下垂体:
    下垂体機能低下症 発育不全 成長ホルモン反応性脱毛症 色素沈着 重症の犬は体の胴の部分の毛抜け、仔犬時の皮毛の残存
    先端肥大症 末端巨大症・末端肥大症
    腺下垂体腫瘍 骨端線の閉鎖しない幼若犬では、長骨の異常成長による巨大症

    糖:
    若年性真性糖尿病 インスリン依存性真性糖尿病 1歳未満 多飲多渇 多食 夜尿症 重度体重減少 膵臓外分泌機能不全
    新生子の低血糖症 生後6週齢に起こる 空腹性の低血糖症は2日目にして起こる 特に小型犬種 振戦 急発作 昏睡
    一過性若年性低血糖症 重度の抑鬱、昏迷、顔筋の単収縮を伴う昏睡
神経
    犬種・年齢別の神経等の疾患
    神経性発作・年齢別リスト

    ニューオーナーシンドローム 元気消沈 嘔吐 下痢 強直性痙攣発作
    ナルコレプシー・カタプレキシー(睡眠発作) 全身筋肉脱力、倒れて眼球が横に動くREM睡眠、後足脱力 発作
    グリコーゲン貯蔵病 離乳前後の小型犬 タール様の下痢 涎 嘔吐 歩行困難 痙攣発作 体温低下 昏睡 痙攣 衰弱 死亡
    後頭孔形成不全
    水頭症 歩行困難、旋回運動、麻痺、精神状態の変化 全身性癲癇様発作 視力障害 小型犬
    ミエリン形成不全 振戦は生後10日で広く四肢、体幹、頭、及び眼に起こる
    スコッチ痙攣 硬直と過剰屈曲が生じ、後に肢の過剰進展
    門脈シャント 肝性脳症
    グロボイド細胞ロイコディストロフィー 別名クラッベ 遺伝 1歳以下 後肢進行性運動失調、頭部振戦、死亡する前:眼振・失明
    耳頭症候群 頭部複合異常 ビーグル 水頭症 下顎短縮 痙攣発作は成犬
    グレートデーンのリン酸カルシウム沈着症 1〜2カ月齢のグレートデーンの子犬における症状は進行性後頚部脊髄症を示す
    ボクサー神経症 6カ月齢未満の犬で始まる後肢の運動失調、そして膝蓋腱反射の低下
    肥大性神経症 チベタン・マスチフの子犬 四肢麻痺・反射低下
    クラッベ症 家族性瀰漫性小児脳硬化症 2〜7カ月令 発症後2〜3カ月令で死亡 後肢失調性歩様 後駆麻痺 振戦 虚脱 無頓着
    ハウンドの運動失調 2〜6カ月齢 後肢の運動失調 後肢をブラブラ 跳躍するような後肢歩様
    ミニチュアプードルの脱髄性脊髄症 2〜5カ月齢 進行性拡散性脊髄症 疼痛は正常なまま
    門脈血管奇形 尿酸アンモニウム結晶 弱齢時 ダルメシアン種 昏睡、沈鬱、痙攣発作、発育不良
    環軸椎亜脱臼 1歳令未満の小型犬種ヨークシャーテリア ポメ マルチーズによく見られる 前後肢とも麻痺 斜頚
    バーニーズマウンテンドッグステロイド反応性髄膜炎・多発性動脈炎 重度頸痛 脊柱痛 硬直歩様 竹馬歩様 若齢
    脂肪肝症候群 4〜16週齢子犬 愛玩犬多い 発育不良 抑欝 食欲不振 下痢 低体温 急発作 浅速呼吸 衰弱
    ビ−グル犬痛み症候群 若齢 4〜11週齢が多い 発熱 食欲不振 頸痛 背中を丸める たぶん遺伝
    ミオクローヌス 家族性反射性ミオクローヌスは3週齢で発症するラブラドールレトリーバーの遺伝性障害
    ミオクローヌス 海綿状変性によって引き起こされる新生子の背筋ミオクローヌスがシルキーテリアで報告

    ジステンパー:
    ジステンパー 呼吸器・消化器・脳神経症状 結膜炎 鼻炎 発熱 食欲不振 脱水 肺炎 咳 下痢 子犬:胸線萎縮と巣状性間質性肺炎 新生子の時に感染した発育中の犬はエナメル質低形成
    ジステンパー性脳炎 癲癇様発作 運動障害 膝蓋反射亢進 斜視 呼吸困難 全身痙攣 後肢の麻痺
    舞踏病 ジステンパー 無目的付随時運動 頸部・四肢の痙攣

    感覚神経症:
    イングリッシュポインターとショート・ヘアー・ポインターの感覚神経症 子犬 足と指の自己断節・腫張発赤骨折
    ダックスフンドの感覚神経症 子犬 深部痛覚の低下 尿失禁

    髄鞘:
    Lurcherの子犬の髄鞘形成不全 振戦は後肢で最も顕著 興奮時悪化
    脳脊髄の髄鞘形成減少症 頭部と体幹の振戦・振り子運動 子犬 安静・睡眠時振戦消失 後肢重度罹患
    スプリンガースパニエルの髄鞘形成不全 子犬ふるえ症 頭部・体幹・肢・外眼筋の大きな振戦
    チャウチャウの髄鞘形成障害 揺り木馬運動 振戦は上下運動限定
    サモエドの髄鞘形成不全 全身振戦 起立摂食不能 眼振 興奮時悪化
    ワイマラナーの髄鞘形成不全 全身性振戦と測定障害 1〜3週令で発症
    バーニーズマウンテンドッグの髄鞘形成不全 頭部と肢の振戦 興奮時悪化

    低血糖:
    新生子の低血糖症 生後6週齢に起こる 空腹性の低血糖症は2日目にして起こる 特に小型犬種 振戦 急発作 昏睡
    一過性若年性低血糖症 重度の抑鬱、昏迷、顔筋の単収縮を伴う昏睡

    内部寄生虫:
    エンセファリトゾーン症(ノセマ症・脳性胞子虫症) 新生子:分娩後数週間以内に発症 発育不良 腎障害進行 神経異常

    問題行動:
    分離不安 早期の離乳
    飼主から離れた時の犬の不安
    下垂体機能低下症 馴らすのが困難として現れる精神遅滞 鋭い鳴き声 生後最初の2―3カ月で気づかれる遅い成長
血液
    新生子黄疸症 初乳により発症 重症時数時間後に死亡 血色素血尿・血色素尿 黄疸は3日目以降
    遺伝性口唇状赤血球増加症 小人症 軽度溶血性貧血 網状赤血球増加 赤血球数減少 PCV正常
    遺伝性非球状赤血球溶血性貧血 持続的中程度の網状赤血球増多 大球性低色素性貧血(PCV:13〜31%) 1歳までに症状発現 3歳までの寿命 死亡時:骨髄線維症・骨硬化症・ヘモジデリン沈着
    ピルビン酸キナーゼ欠乏症 遺伝 貧血と脾腫(髄外造血の結果) 末期的な骨髄繊維症発現
    グルコース−6−リン酸 脱水素酵素欠乏症 遺伝 ほとんど雄 薬服用後急激な血色素尿伴う溶血性貧血と黄疸
    ホスホフルクトキナーゼ欠損症 遺伝 貧血 過呼吸、黄疸、食欲減退 筋肉障害、運動不耐性、筋肉痙攣
    銅関連慢性活動型肝炎 慢性肝炎 溶血性貧血 ベドリントンテリア、ウェストハイランドホワイトテリア、ドーベルマンピンシャー
    家族性シャーペイ熱 後肢踝関節腫張 微熱 緩慢な動き 倦怠感 体重減少 腹痛、嘔吐、下痢、貧血、不整脈、呼吸困難
    胃の流出路の閉塞 貧血 嘔吐 食欲不振 短頭種(ペキニーズ、ボクサーなど)

    凝固:
    先天性血液凝固障害 第Z因子欠損症 A型血友病 B型血友病 Von Willebrand病(VWD) 第X因子欠損症 第XI因子欠損症 異常フィブリノーゲン血症
    Von Willebrand病 遺伝性出血性素因 消化管出血 血尿 鼻出血 歯肉出血 体表面に血腫 ジャーマンシェパード他
    第Z因子欠損症 ビーグル(北アメリカ ヨーロッパ) 出血傾向は中程度であり治療の必要はない 常染色体性遺伝病
    A型血友病 ジャーマンシェパードに多い
    B型血友病 第IX(クリスマス)因子欠損症 遺伝形式はA型血友病と同じ A型血友病より少ない 性に関連した劣性遺伝の型をとる
    第X因子欠損症 アメリカンコッカースパニエル 常染色体病 新生子犬や若犬:重篤な出血傾向
    第XI因子欠損症 C型血友病 常染色体病 イングリッシュスプリンガースパニエル 血尿 鼻出血 歯肉出血
    異常フィブリノーゲン血症 常染色体性の遺伝欠陥 体表の血腫 跛行 鼻出血 術後の過剰出血
内部寄生虫:2〜4週齢で最も負担となる
    回虫 下痢、嘔吐、咳 胎盤・経乳感染
    鉤虫 タール状又は血様の下痢 粘膜蒼白 虚弱 脱水 子犬の大量感染:肺炎、肺の硬化 致死的貧血
    糞線虫 経初乳感染による新生子下痢症

    トキソプラズマ症 不顕性感染 下痢、筋肉脱力、呼吸困難 幼犬 発熱、リンパ節腫脹、嘔吐 鼻汁 咳 呼吸困難 眼障害
    コクシジウム症 激しい下痢 粘液・血液便 急激な脱水や貧血
    トリコモナス腸炎 大腸で増殖する原虫 下痢 幼犬 慢性で頑固な下痢、粘血便、痩せる、貧血
    ジアルジア ランブル繊毛虫、食物の吸収を妨げ腸粘膜に傷を付ける 少し薄い黄色下痢便や血便
    ニューモシスティス症 Pneumocystis 呼吸困難、頻脈、気管の乾性雑音、衰弱 ダックスフンド6カ月齢以下
    ネオスポラ 原虫 多病巣性進行性神経筋肉徴候 上行性麻痺 硬直 筋萎縮 嚥下困難 静脈炎 皮膚炎 脈絡網膜炎
    エンセファリトゾーン症(ノセマ症・脳性胞子虫症) 新生子:分娩後数週間以内に発症 発育不良 腎障害進行 神経異常

    肛門・直腸:
    肛門脱 若齢で寄生虫感染しており、下痢の症状を呈している犬あるいは猫で発生率が高い
    直腸脱 若齢で寄生虫感染しており、下痢の症状を呈している犬あるいは猫で発生率が高い
外部寄生虫
    ノミ(蚤)感染症 皮膚炎:尾根部 腰仙部背面 紅斑 脱毛 落屑 皮膚肥厚 色素沈着 湿疹
    疥癬(ヒゼンダニ、イヌカイセンダニ)症 激しい掻痒 足端、顔面、耳縁、腹、飛節、肘
    耳疥癬(ミミヒゼンダニ)症 激しい掻痒 赤褐色屑状耳垢 脱毛 炎症
    毛包虫(ニキビダニ、アカラス、デモデックス)症 幼犬 顔面の口や眼の周囲と前足の先の脱毛 難治性
    シラミ寄生症 痒み 軽度の全身性脂漏 落ち着きない、光を嫌うから、頸部、耳 胸などに多い
    ツメダニ症 背正中のひどいフケと痒み 歩くフケ 痒みは疥癬みたいにひどくはない
    マダニ
泌尿器
    腎芽細胞腫 60%は1歳未満 腹部拡張 不安 食欲不振 削痩 血尿(17%) 肺転移多い
    膀胱横紋筋肉腫 悪性腫瘍 ブドウ状横紋筋肉腫 18カ月未満大型犬 雌 血尿 排尿困難 頻尿 尿停滞 セントバーナード多い

    先天性腎機能障害:
    先天性腎機能障害 腎形成不全、腎無形成および腎異形成などがある 腎異形成はシーズー犬やラサアプソ犬
    先天性腎機能障害 腎の異形成 6カ月齢〜5歳 2歳以内多い 嗜眠 発育不良 多尿 多飲多渇 嘔吐
    先天性腎機能障害 サモエドは雄が15月齢ぐらいで腎不全で死亡
    先天性腎機能障害 ケアンテリアの嚢胞性腎・肝疾患は出生時存在、罹患は6週令 腎著明腫大 腹部膨満
    先天性腎機能障害 コッカースパニエル、ノルウェージアンエルクハウンド、ラサアプソ、シーズー、バセンジー、ドーベルマンピンシャー、ケアンテリア、スタンダードプードル、ウェルシュコーギーペンブローク、ウィーテンテリア(柔毛)、ブルテリア
    先天性腎機能障害 ドーベルマンピンシャー 腹水 浮腫 腎皮質内球状嚢胞
    先天性腎機能障害 ノルウェージアンエルクハウンド 糸球体周囲線維化
    腎臓の異形成 平均発症年齢12.8カ月とされてる 最初の臨床症状発現が約2カ月とされている
    ファンコニ症候群 近位尿細管の欠陥 遺伝あり ノルウェージアンエルクハウンド バセンジー
皮膚
    幼犬性膿皮症 若年性膿皮症 膿痂疹 顔面・四肢・陰部周囲・腹部の後足の付け根・全身 膿胞 2〜5カ月の子犬 掻痒ない
    皮膚筋炎 若齢のコリーとシェルティー 顔面・口唇・耳介・尾の上の皮膚紅斑、脱毛、潰瘍、痂皮 二次性膿皮症 7〜11週令で皮膚病発症
    座瘡 毛包虫感染によっても起こる にきび 性成熟前の若齢犬 黒褐色の脂性栓子 口唇 顎 顔面 下腹部 大腿部
    先端舐性皮膚炎 自己傷害的行動
    致死性肢端皮膚炎 ホワイト・ブルテリア特有 遺伝 致死的 2〜3カ月齢 趾間の足皮膚炎 下痢 気管枝肺炎 呼吸困難
    色素の遺伝子 白毛の犬:一般的に聴覚障害 虹彩色は青、盲目、生殖不能
    毛色希釈性脱毛 通常の毛色でないものにみられる 普通は4―6カ月齢の間に発症
    黒色毛毛包形成不全(BHFD) 暗色の斑点のある白い犬で数週齢までにみられる
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症 皮膚の腫脹や湿潤状態の持続

    感染症:
    皮膚糸状菌症 子犬 脱毛 繊細な落屑 脂漏性皮膚炎 掻痒は通常は認められない
    毛包虫(ニキビダニ、アカラス、デモデックス)症 幼犬 顔面の口や眼の周囲と前足の先の脱毛 難治性
脱毛
    幼犬性膿皮症 若年性膿皮症 膿痂疹 顔面・四肢・陰部周囲・腹部の後足の付け根・全身 膿胞 2〜5カ月の子犬 掻痒ない
    皮膚糸状菌症 子犬 脱毛 繊細な落屑 脂漏性皮膚炎 掻痒は通常は認められない
    皮膚筋炎 若齢のコリーとシェルティー 顔面・口唇・耳介・尾の上の皮膚紅斑、脱毛、潰瘍、痂皮 二次性膿皮症 7〜11週令で皮膚病発症

    外部寄生虫:
    耳疥癬(ミミヒゼンダニ)症 激しい掻痒 赤褐色屑状耳垢 脱毛 炎症
    ノミ(蚤)感染症 皮膚炎:尾根部 腰仙部背面 紅斑 脱毛 落屑 皮膚肥厚 色素沈着 湿疹
    毛包虫(ニキビダニ、アカラス、デモデックス)症 幼犬 顔面の口や眼の周囲と前足の先の脱毛 難治性

    内分泌:
    下垂体機能低下症 発育不全 成長ホルモン反応性脱毛症 色素沈着 重症の犬は体の胴の部分の毛抜け、仔犬時の皮毛の残存
    下垂体性小人症 2〜3カ月齢 発育不全 皮膚異常:被毛遺残 脱毛 ジャーマンシェパード 下垂体機能低下症のひとつ

    毛包形成不全:
    毛包形成不全 毛色希釈性脱毛(CDA)、黒色毛毛包形成不全(BHFD)、犬毛包形成不全(CFD)
    毛色希釈性脱毛 通常の毛色でないものにみられる 普通は4―6カ月齢の間に発症
    黒色毛毛包形成不全(BHFD) 暗色の斑点のある白い犬で数週齢までにみられる
生殖器
    若年性腟炎 1歳以下 初回発情前の子犬 原因は非特異的 初回の発情周期後自然治癒

    皮膚:
    犬ウイルス性皮膚乳頭腫 パピローマウイルス 幼犬 カリフラワー多発型 頭部、眼瞼、肢端、口腔
    組織球性肉腫

腫瘍
    皮膚:
    犬ウイルス性皮膚乳頭腫 パピローマウイルス 幼犬 カリフラワー多発型 頭部、眼瞼、肢端、口腔
    組織球性肉腫

    骨格・筋肉:
    石灰化血腫 良性骨腫瘍 急激成長大型種子犬の頭蓋背部 切除困難
    腺下垂体腫瘍 骨端線の閉鎖しない幼若犬では、長骨の異常成長による巨大症

    泌尿器:
    腎芽細胞腫 60%は1歳未満 腹部拡張 不安 食欲不振 削痩 血尿(17%) 肺転移多い
    膀胱横紋筋肉腫 悪性腫瘍 ブドウ状横紋筋肉腫 18カ月未満大型犬 雌 血尿 排尿困難 頻尿 尿停滞 セントバーナード多い

胎盤感染する疾病
    ウイルス:
    ヘルペスウイルス感染症 流産や死産は妊娠40日頃 ミイラ化胎子 胎盤感染 新生子死:9〜14日齢

    線虫:
    犬回虫 胎盤感染:出生後約10日で親虫・出産直前に体内中の幼虫が再活性化・感染率は最高90% 経乳感染もあり
    鉤虫 経口感染、経皮感染、胎盤感染 経乳感染
    フィラリア ミクロフィラリアがきわめて少数感染 成虫には成長しないようだ

    原虫:
    バベシア ギブソニ
    バベシア カニス 沖縄県 食欲減退 嘔吐 尿・黄褐色 発熱
    トキソプラズマ 不顕性感染 下痢、筋肉脱力、呼吸困難 幼犬 発熱、リンパ節腫脹、嘔吐 鼻汁 咳 呼吸困難 眼障害
新生子に経乳感染する疾病
    犬回虫 経乳感染感染後2〜3週間で産卵を開始
    鉤虫 経乳感染感染後は2〜3週間で産卵を開始 経口感染、経皮感染、胎盤感染
    糞線虫 経初乳感染による新生子下痢症

大型犬
    骨格:
    肘関節形成不全 断片化した内側鉤状突起 犬に多い肘の発育不全 中〜大型犬 4〜6月齢
    肥大性骨異栄養症 骨幹性骨症 若齢大型種 橈骨・尺骨・脛骨の疼痛を伴う骨幹端の腫大 周期的発熱
    好酸球性汎骨症 大型の若齢犬 跛行 好酸球増多
    汎骨炎 大型の若齢犬 間欠性跛行・疼痛 生後1年以内に発症 雄に多い

    腫瘍:
    膀胱横紋筋肉腫 悪性腫瘍 ブドウ状横紋筋肉腫 18カ月未満大型犬 雌 血尿 排尿困難 頻尿 尿停滞 セントバーナード多い
    石灰化血腫 良性骨腫瘍 急激成長大型種子犬の頭蓋背部 切除困難
小型犬
    神経:
    グリコーゲン貯蔵病 離乳前後の小型犬 タール様の下痢 涎 嘔吐 歩行困難 痙攣発作 体温低下 昏睡 痙攣 衰弱 死亡
    新生子の低血糖症 生後6週齢に起こる 空腹性の低血糖症は2日目にして起こる 特に小型犬種 振戦 急発作 昏睡
    水頭症 歩行困難、旋回運動、麻痺、精神状態の変化 全身性癲癇様発作 視力障害 小型犬

    骨格:
    環軸椎亜脱臼 1歳令未満の小型犬種ヨークシャーテリア ポメ マルチーズによく見られる 前後肢とも麻痺 斜頚

嘔吐
    ニューオーナーシンドローム 元気消沈 嘔吐 下痢 強直性痙攣発作
    離乳期の仔犬の嘔吐 大動脈弓遺残症 食道拡張症
    感電 胃潰瘍 嘔吐 吐血 コードを咬んだ場合:唇・舌・口粘膜に火傷
    家族性シャーペイ熱 後肢踝関節腫張 微熱 緩慢な動き 倦怠感 体重減少 腹痛、嘔吐、下痢、貧血、不整脈、呼吸困難
    先天性腎機能障害 腎の異形成 6カ月齢〜5歳 2歳以内多い 嗜眠 発育不良 多尿 多飲多渇 嘔吐
    グリコーゲン貯蔵病 離乳前後の小型犬 タール様の下痢 涎 嘔吐 歩行困難 痙攣発作 体温低下 昏睡 痙攣 衰弱 死亡

    ウイルス:
    犬パルボウイルス感染症 嘔吐 下痢 血便 脱水症、敗血症 重篤な症状は6〜16週齢の子犬
    コロナウイルス感染症 下痢 嘔吐
    伝染性肝炎 子犬に多い 発熱 沈鬱 無気力 食欲不振 肝臓ある腹部を触診痛 嘔吐 下痢 扁桃腺腫れ 角膜白濁
    アデノウイルス感染症 発熱、食欲不振、嘔吐、下痢、呼吸器感染症、血便、黄疸

    循環器:
    右大動脈弓遺残(血管輪の異常) 食道狭窄し食道閉塞 食後嘔吐 嚥下困難 肺炎 呼吸困難 発咳
    門脈シャント 発育不良、食後2時間で涎、歩き回る 癲癇様発作、食欲不振、嘔吐、下痢 尿路結石 多飲多尿 腹部膨満 口臭 発熱 流延 頻尿 血尿
    肝内性動静脈瘻 肝動脈と門脈肝の血管結合 門脈圧亢進 腹水 門脈シャント 嘔吐 下痢 多飲多尿 肝性脳症
    心嚢横隔膜ヘルニア 腹腔臓器が心膜腔内に陥入 先天性非外傷性  症状は多彩 発育不全 食欲不振 嘔吐 持続性下痢

    内部寄生虫:
    犬回虫 下痢、嘔吐、咳 発育不良 口臭 虚弱 胃腸障害 胎盤感染 腹部膨満

    バベシア カニス 沖縄県 食欲減退 嘔吐 尿・黄褐色 発熱
    トキソプラズマ 不顕性感染 下痢、筋肉脱力、呼吸困難 幼犬 発熱、リンパ節腫脹、嘔吐 鼻汁 咳 呼吸困難 眼障害

    消化器:
    胃の流出路の閉塞 貧血 嘔吐 食欲不振 短頭種(ペキニーズ、ボクサーなど)
    幽門の狭窄と痙攣 先天性肥厚性幽門狭窄 子犬はほてい腹で、体温に異常なく食欲もある 成長遅延 離乳期 噴射性嘔吐 吐物は最後に食べた物で、胆汁は含まれてない
    鎖肛 出生後数週間までに排便不能 腹部膨満 嘔吐 呼吸困難頻回の努責 肛門周囲の膨脹
    巨大結腸症 先天性は生後2〜3週令 水様・泥状便を少しずつ排泄 慢性便秘 腹部膨大 倦怠感 嘔吐 痩せる
    腸重積 子犬多い 嘔吐 粘血便性のしぶり 腹痛 食欲不振 脱水 渇欲亢進 腹にソーセージ様の重積部感知 部位は右下腹部

    内分泌:
    副腎皮質機能低下症 アジソン病 抑鬱 嘔吐 便秘と下痢 低血圧 脱水 腹痛 急性型:発熱 昏睡
下痢
    ニューオーナーシンドローム 元気消沈 嘔吐 下痢 強直性痙攣発作
    致死性肢端皮膚炎 ホワイト・ブルテリア特有 遺伝 致死的 2〜3カ月齢 趾間の足皮膚炎 下痢 気管枝肺炎 呼吸困難
    家族性シャーペイ熱 後肢踝関節腫張 微熱 緩慢な動き 倦怠感 体重減少 腹痛、嘔吐、下痢、貧血、不整脈、呼吸困難
    グリコーゲン貯蔵病 離乳前後の小型犬 タール様の下痢 涎 嘔吐 歩行困難 痙攣発作 体温低下 昏睡 痙攣 衰弱 死亡
    グレーコリー症候群 シルバーグレーのコリー種 遺伝性骨髄異形成、 敗血症 歯肉炎

    ウイルス:
    犬パルボウイルス感染症 嘔吐 下痢 血便 脱水症、敗血症 重篤な症状は6〜16週齢の子犬
    ジステンパー 呼吸器・消化器・脳神経症状 結膜炎 鼻炎 発熱 食欲不振 脱水 肺炎 咳 下痢 子犬:胸線萎縮と巣状性間質性肺炎 新生子の時に感染した発育中の犬はエナメル質低形成
    伝染性肝炎 子犬に多い 発熱 沈鬱 無気力 食欲不振 肝臓ある腹部を触診痛 嘔吐 下痢 扁桃腺腫れ 角膜白濁
    ロタウイルス感染症 幼犬の急性下痢 血様便 急死 末期には脱水による循環障害 心拍数は増加 体温低下
    コロナウイルス感染症 下痢 嘔吐
    ヘルペスウイルス感染症 希 体力が弱い時に発症 新生子犬 発熱 元気食欲ない 黄緑色便 下痢 子犬死亡:9〜14日齢
    アデノウイルス感染症 発熱、食欲不振、嘔吐、下痢、呼吸器感染症、血便、黄疸

    循環器:
    門脈シャント 発育不良、食後2時間で涎、歩き回る 癲癇様発作、食欲不振、嘔吐、下痢 尿路結石 多飲多尿 腹部膨満 口臭 発熱 流延 頻尿 血尿
    肝内性動静脈瘻 肝動脈と門脈肝の血管結合 門脈圧亢進 腹水 門脈シャント 嘔吐 下痢 多飲多尿 肝性脳症
    心嚢横隔膜ヘルニア 腹腔臓器が心膜腔内に陥入 先天性非外傷性  症状は多彩 発育不全 食欲不振 嘔吐 持続性下痢

    内部寄生虫:
    犬回虫 下痢、嘔吐、咳 発育不良 口臭 虚弱 胃腸障害 胎盤感染 腹部膨満
    鉤虫 タール状又は血様の下痢 粘膜蒼白 虚弱 脱水 子犬の大量感染:肺炎、肺の硬化 致死的貧血
    ジアルジア ランブル繊毛虫、食物の吸収を妨げ腸粘膜に傷を付ける 少し薄い黄色下痢便や血便
    コクシジウム症 激しい下痢 粘液・血液便 急激な脱水や貧血
    トリコモナス腸炎 大腸で増殖する原虫 下痢 幼犬 慢性で頑固な下痢、粘血便、痩せる、貧血
    トキソプラズマ 不顕性感染 下痢、筋肉脱力、呼吸困難 幼犬 発熱、リンパ節腫脹、嘔吐 鼻汁 咳 呼吸困難 眼障害

    消化器:
    直腸脱 直腸腫大 汚染 出血 寒冷時期 排便時に異常に力を入れる状態は、下痢、便秘、消化管寄生虫、前立腺肥大、難産
    致死性肢端皮膚炎 ホワイト・ブルテリア特有 遺伝 致死的 2〜3カ月齢 趾間の足皮膚炎 下痢 気管枝肺炎 呼吸困難
    ビタミンD過剰症 多飲多尿 下痢便 脱水 慢性:発育不良 肺の石灰化が重度:肺炎症状 腎臓:急性腎不全
    毒素乳症候群 新生子 浮腫 緑色下痢 叫び声 直腸浮腫
    脂肪肝症候群 4〜16週齢子犬 愛玩犬多い 発育不良 抑欝 食欲不振 下痢 低体温 急発作 浅速呼吸 衰弱

    内分泌:
    副腎皮質機能低下症 アジソン病 抑鬱 嘔吐 便秘と下痢 低血圧 脱水 腹痛 急性型:発熱 昏睡

子犬の症状による病気の見分け方

    1)体温の異常 (体温が高い、低い)
    2)食欲の異常 (食欲がある、ない、変な物を食べる)
    3)口に異常がある (涎、口臭、歯のかみ合わせが悪い)
    4)嘔吐する (熱が高い、食べるとすぐ吐く)
    5)目の異常 (涙が多い、目やにが多い、目が白く濁る、瞼が腫れる)
    6)鼻の異常 (鼻水、黄色い鼻汁、鼻血、鼻鏡が乾く・ひび割れ)
    7)耳の異常 (耳を掻く、耳の中が臭い、フケが出る)
    8)呼吸の異常 (急な苦しい呼吸、速い呼吸、呼吸が乱れる、高熱あり)
    9)咳をする (熱がある、早朝た夜の咳、咳が持続)
    10)皮膚の異常 (抜け毛が多い、背中の抜け毛、顔や頭の脱毛、フケが厚くなる)
    11)便の異常 (下痢、血が混ざる、悪臭、便が堅い)
    12)尿の異常 (尿の色が濃い、赤い、量が多い、尿をもらす)
    13)発育の異常 (腹が膨れる、足の形や関節がおかしい)
    14)痙攣・ひきつけが起こる (発作的、突然起こる)
    15)その他の異常

1)体温の異常  熱がある
    40度近い熱が出て、数日してもなかなか熱が下がらない。
    鼻が乾き、元気食欲がなくなる。咳 鼻汁 下痢がある。

    病名:ジステンパー、風邪、肺炎
急に高い熱が出る
    突然に40度以上の高熱が出て、気食欲がなくなり、だるそうにうずくまる。呼吸が速く 嘔吐 下痢がある。
    病名:伝染性肝炎
微熱が続く
    子犬の平熱は38.5度ですが、39.5度近い熱が7〜10日ぐらい続く。
    やや元気がなく、食事の食べ方が遅い。生後4〜6カ月の子犬に多い。

    病名:歯が乳歯から永久歯に生え代わる時期、慢性扁桃腺炎
熱が平熱以下に下がる
    熱が38度以下になり、体が冷たい。元気食欲がなくなり衰弱が目立つ。嘔吐、下痢、尿の色が濃い。
    病名:レプトスピラ病腸内寄生虫貧血、 脱水症
2)食欲の異常 急に食べなくなる
    熱が高いか、平熱以下になる。嘔吐、下痢、意識障害になる

    病名:伝染性肝炎レプトスピラ病などの急性伝染病、 中毒、ショック
少しずつしか食べなくなった
    元気だった子犬が、だんだんと元気食欲がなくなってくる。
    病名:ジステンパーなど全ての病気の前兆
食欲にむらがある
    元気は普段とあまり変わらないが、食欲にむらがあり残すことが多い。体重が増えない。

    病名:回虫などの消化器寄生虫便秘症歯が乳歯から永久歯に生え代わる時期、飼主のかまいすぎや間食
水ばかりほしがる
    食欲はないが、水は異常にほしがる。嘔吐。尿の色が濃い。体が冷たい。
    病名:腎炎、黄疸、脱水症
異物を食べる
    小石、草木などを食べたり、床や壁などを舐める。嘔吐や下痢が続く。
    病名:腸内寄生虫。ビタミンやミネラルの不足。偏食。 ノイローゼ。異嗜
3)口に異常がある 涎が多い
    熱がある。尿の色が濃い。下痢。不機嫌。肢で口をこする。口を動かして歯を噛み合わせる。

    病名:口内炎中毒、ガソリンなどを舐める、 口蓋や歯間の異物、車酔い、扁桃炎、舌炎、食道炎
口臭が強い
    歯肉の色が暗赤色。息に嫌な臭いがする。食欲はあるのに貧血し、痩せる。
    病名:消化器寄生虫、口内炎、栄養障害、歯石
歯の噛み合わせがおかしい
    食事の食べ方が下手で遅い。口つきがおかしい。小型犬に多い。

    病名:歯列不正、クル病
4)嘔吐する 熱が高く嘔吐する
    突然に嘔吐や下痢が始まり、高熱や痙攣を起こす。尿の色が濃い。すぐに重篤におちいりやすい。

    病名:中毒伝染性肝炎パルボウイルス感染症レプトスピラ病急性消化不良症
激しい嘔吐
    腹がはる。便が出ない。腹部を触ると痛がる。
    病名:腸重積腸捻転
食べるとすぐに吐く
    食欲はあるが、食べてしばらくすると、食べた物を吐いてしまう。吐き出した物を再び食べることもある。

    病名:回虫症食道や胃の異常小石や草などの異物性胃炎、 獣骨や煮干しなどの与えすぎ
5)眼の異常 涙が多い
    元気食欲はあるのに涙が多い。

    病名:急性結膜炎角膜炎、鼻涙管閉鎖、眼瞼の奇形、 流涙症
目ヤニが多い
    黄色い膿様の目やにが多い。目やにで眼瞼がくっついて目が開かない。前肢で目をこする
    病名:結膜炎ジステンパーなどのウイルス性の感染症、 新生子は目の奇形、眼瞼内反症眼瞼外反症角膜炎慢性表在性角膜炎
目の表面が白く濁る
    目の表面がスリガラスのように白く濁り、まぶしそうな目つきをする。目に星のような凹んだ点ができる。 ペギニーズなどの出目の犬種に多い

    病名:角膜炎創傷性角膜炎 (つき目)、 伝染性肝炎
瞳が白く濁る
    瞳が白く、光に対して反応が少ない。視力がほとんどない(見えない)。

    病名:先天性又は外傷性の白内障
眼瞼がただれる。
    眼瞼が赤くただれて、きたならしいカサブタや脱毛が起こる。
    病名:眼瞼炎、ビタミンB群欠乏、毛包虫(アカルス)疥癬症などの皮膚病
眼瞼がはれぽったくなる
    急に眼瞼や唇などが腫れて不機嫌になる。かゆがる。食べ慣れない物を食べさせた時。

    病名:蕁麻疹食品や薬物によるアレルギー
目頭の下の毛が赤褐色になる
    涙が多く、被毛が赤茶色に着色する、マルチーズなどは毛が白くて特に目立つ

    病名:流涙症(涙やけ)眼瞼外反症、鼻涙管閉鎖、遺伝

6)鼻の異常 鼻水が出る
    鼻が詰まり、クシャミや水のような鼻汁が出る。

    病名:急性鼻炎、アレルギー性鼻炎、クーラーの効きすぎ、ケンネルコフ、鼻腔内異物
黄色い鼻汁が出る
    熱が高く、鼻が乾き、黄色い粘液性の鼻汁が出る
    病名:ジステンパーなどのウイルス性の感染症、慢性鼻炎、副鼻腔炎
鼻血がでる
    鮮血がでる。顔や顔面が腫れる。

    病名:子犬の鼻血はほとんどが打撲
鼻鏡が乾く
    鼻鏡の一部又は全部が乾く。熱がある。

    病名:ほとんどの子犬の病気の前兆
鼻がひびわれする
    高熱が続く、元気がない。毛づやが悪い。足の裏の肉球が固くなる。
    病名:ジステンパー、ビタミン欠乏症
7)耳の異常 耳をかく
    耳をしきりに掻いたり、耳をふったり、耳を床にこすりつけてこする。

    病名:外耳炎耳ダニの寄生、アレルギー
耳の中が臭い
    耳の中が湿っている。黒い耳アカや膿様分泌物が多い。垂れ耳の犬種に多い
    病名:化膿性外耳炎(耳だれ)外耳の湿疹
耳のふちからフケが出る
    耳介の毛が抜け、赤い発疹やフケが多くなる。激しい掻痒があり、体の他の部分にもうつり広がる

    病名:疥癬症 (悪性の皮膚病)
耳がなかなか立たない
    雑種犬以外の立耳の犬種の耳が3〜4カ月たっても立たない

    病名:クル病、カルシウム欠乏症、骨軟症
8)呼吸の異常 急に苦しそうな呼吸をする
    少し前までとても元気だった子犬が、急にぐったりして、呼吸が速くなり苦しがる。首を伸ばして立ったままの姿勢をとる

    病名:鶏の骨などの異物が喉にひっかかる。事故による横隔膜ヘルニア
ぜいぜいした速い呼吸
    熱が高い。咳をするなどの風邪のような症状も伴う
    病名:気管支炎、肺炎、気管支肺炎、咽喉頭炎、 肺腫瘍
運動させるとすぐに呼吸がみだれる
    やせすぎ。太りすぎ。発育不良。

    病名:各種の心臓疾患貧血腸内寄生虫
高熱があり速い呼吸
    呼吸数が多く、特に息づかいが荒い。高熱や痙攣 意識障害を起こして倒れる。高湿多湿な環境。夏季の直射日光。

    病名:日射病、熱射病、肺炎、肺水腫
9)咳をする 熱があり咳をする
    鼻汁、涙などが多くなり、いわゆる風邪の症状を示す

    病名:ジステンパー気管支炎気管支肺炎咽喉頭炎肺腫瘍
早朝や夜から咳をする
    熱がなく、元気食欲はいつもと変わらず、早朝や夜になると咳が止まらなくなる
    病名:ぜんそく、慢性気管支炎
苦しそうな咳が何日も続く
    多頭飼育の犬舎から購入した子犬に多い。微熱があり、激しい痙攣性の咳をする。咳と共に食べたものを吐く。

    病名:ケンネルコーフ
10)皮膚の異常 抜け毛が多い
    全身的に抜け毛が多く、毛づやが悪い。掻痒は少ない

    病名:栄養障害、特に肉類、乳製品などの不足。シャンプーなどの不良品、シャンプーのしすぎ
背中の部分の脱毛
    背筋、首の周囲、尾の付け根などの毛が薄くなる。掻痒が強い
    病名:ノミの寄生湿疹
顔面や頭部などに部分的な脱毛がおこる
    毛根がニキビのように膿をもってふくれる。皮膚の色が灰色になる。すこしずつ広がる。

    病名:毛包虫(アカルス) (特にたちの悪い皮膚病)
フケが多く、皮膚が厚くなる
    顔面、頭部、耳介などに赤い発疹ができて、それが直ぐに黄色いフケに変わり、皮膚が厚い感じになる。 掻痒が激しく、どんどん広がる。

    病名:疥癬症
皮膚や毛根が変色する
    毛が途中で切れたように短くなり、毛根や皮膚が黒灰色に変色し、湿ったフケがいっぱいつく。掻痒は少ないが治りにくい
    病名:皮膚真菌症(カビの感染)
急に皮膚がはがれる
    突然に皮膚のところどころに盛り上がったはがれができる。特に目の周囲や唇の腫れが目立つ。掻痒が強く、不機嫌になる

    病名:蕁麻疹食品、薬品アレルギー
11)便の異常 軟便、水様便
    便の回数が多い。食欲や元気はいつもとほとんど同じ

    病名:単純性下痢食事の不適、 特にミルクの不適、腸内寄生虫
下利便に血や粘液が混じる
    軟便や水様便に血や粘液が混じり、発熱や嘔吐、そして痩せるなどがおこる
    病名:急性腸炎、パルボウイルス感染症、潰瘍性大腸炎、消化器寄生虫
黒い便で臭いが強い
    コールタールのような軟便や、あぶくのある下利便。腐敗臭のような嫌な臭いがする。嘔吐、発熱。

    病名:消化不良症、レプトスピラ病伝染性肝炎
便が石のように堅い
    子犬は普通食後30分ぐらいで便をする。便が1〜2日に1回であったり、便の量が少なく、石のように堅いコロコロした便をする。食欲不振や体重が増えない。腰が弱い。

    病名:常習性便秘巨大結腸症美食少食、 カルシウムの与えすぎ、環境の変化
12)尿の異常 尿の色が濃い
    子犬の正常な尿の色は、無色に近い淡黄色をしている。それが濃い黄色や茶褐色になる。熱があり元気がない。

    病名:熱性疾患、黄疸、肝炎、水分不足による脱水症
血尿が出る
    紅褐色の尿が出たり、尿に血液が混じる。尿意が頻繁になる。嘔吐 発熱 食欲不振が起こる
    病名:腎炎、膀胱炎レプトスピラ病、事故による腹部打撲
尿量が多い
    食欲亢進、特に水をよく飲む。一度の尿量が普段より多い。急にやせてくる

    病名:糖尿病
尿意が強い(尿の回数が多い)
    たいして尿も出ないのに、しばしば排尿の姿勢をする。尿をする時に鳴き声をする。血尿。

    病名:膀胱炎尿道炎尿結石症腎盂腎炎、膀胱アトニー
尿をもらす
    抱かれたり、床にあおむけになってじゃれたりすると、すぐに尿をもらす。雌の子犬に多い

    病名:まったく心配はない
13)発育の異常 腹がパンパンにふくれてる
    元気食欲はあるが、発育が遅く、腹ばかりふくれている。歩き方がおかしい。

    病名:クル病腸内寄生虫、栄養障害
肢の形がよくない
    肢の形がO字形やX字形をしていて、歩き方がおかしい。太りすぎ
    病名:クル病
肢の関節がはれてる
    肢の関節がはれて、触ると痛がる。びっこをひくこともある。大型犬の子犬に多い

    病名:クル病骨軟症、日光浴不足
14)痙攣・ひきつけ 発作的に 痙攣が起きる
    口をがくがくさせて、唾液のあぶくを出し、手足を硬直させる痙攣が、一日に何回も起こる。熱性疾患の経過中に起こる

    病名:ジステンパーの神経症状
突然に全身的な痙攣が起こる
    突然に激しい痙攣が起こり、いつまでも止まらない。意識障害が起こる
    病名:急性中毒、脳炎、回虫寄生尿毒症
体のどこかをピクピクさせる
    意識しないで、手足や顔面などがリズミカルに運動する。

    病名:ジステンパーの後遺症、チック症
単純なひきつけ
    他に病気の徴候がないのに、時々全身的なひきつけが起こる

    病名:癲癇便秘症
15)その他の異常 雄犬の外陰部から膿が出る
    雄の包皮の先にときどき膿がついている。しきりに舐める。

    病名:包皮炎。
尻を地面にこする
    肛門の周囲をしきりに舐める。肛門をつまむと腫れている。尾の周囲の毛に米粒のような白いものがついている
    病名:肛門嚢炎犬条虫症
体に触るとすぐに噛みつく
    抱き上げようとしたり、ブラッシングをしようとすると、直ぐに怒って噛みつく。日本犬やテリヤ系統の犬に多い。

    病名:病的臆病症、遺伝性クル病